飲み合わせの影響

■飲み合わせが起こす副作用
薬の飲み合わせは体に大きな負担をかけてしまうことがあります。
1種類ずつだと問題が全くないという薬でも、他の治療に使っていく薬と飲み合わせたり、飲み物や食べ物などと組み合わせていくことによって効果を引き上げたり下げてしまうことがあります。

副作用以上に悪影響を及ぼしてしまうこともありますが、これを相互作用と呼んでおり、処方箋などでも記載されている事項になっています。
決して飲み合わせの悪い飲み合わせは注意しなければなりません。

薬剤師の仕事でも相互作用を防いでいくことが重要となってきますので、患者に対して正しい飲み合わせの方法を伝えていかなければなりません。
それは医師が診断結果で引き出す処方せんだけではありません。もちろん処方せんを厳密にチェックしていくだけでなく、これまでに患者が服用してきた薬やお薬の手帳に記載されている情報を確認していきましょう。
お薬の手帳を持っていない患者に対しては記帳するように勧めていき、飲み合わせの事例も思い出せるようにしていかなければなりません。

薬だけでなく食品などでも悪影響を与えてしまうものがありますので、しっかりと伝えていくことが重要になってきます。
様々な食べ物との組み合わせによって薬の効果が大きく変化してしまうことがあります。精神面でもダメージが大きくなることがありますので、注意しなければなりません。

■睡眠薬の飲み合わせ
そんな薬の中で気をつけたいのが睡眠薬ですが、飲み合わせも重要になってきます。まずアルコールと一緒に睡眠薬を飲んではいけません。
これはお酒を服用してアルコールが体内に回っていくと、アルコールと睡眠薬の睡眠効果が体内に出てきます。

これが次の日の朝起きた時、眠気が襲ってきたりやふらついてしまうことがあるので注意しなければなりません。
そして日常生活で物忘れが激しくなるなどの症状を引き起こしてしまうこともありますので、アルコールとの飲み合わせは悪いと言えます。

そして胃腸薬でも飲み合わせが悪いものがあります。
シメチジンという成分が睡眠薬に入っているトリアゾラムと過剰に反応してしまうことがあります。
効果も強くなってしまい、体にもめまいや幻聴、そして運動失調といった症状が引き起こされてしまう危険性もあります。

睡眠薬の飲み合わせは種類や服用する胃腸薬の種類によって変わってきます。
そして胃腸薬以外でも他の薬で種類によっては副作用を強く引き起こしてしまうことがあります。

処方する際には決して自分自身で判断することがないようにしましょう。
飲み合わせによって睡眠薬は効果を大きく変化させてしまいますので、飲み合わせで副作用を引き起こしたくない人は、医師の診断結果を受けて適した睡眠薬を服用するようにしてください。