添加物と医薬品

医薬品に含まれているのは薬効成分だけじゃない

医薬品は病気の症状を改善したり痛みをとる等、様々な薬効成分が含まれています。
しかしこうした医薬品には、有効成分以外にも添加物が含まれており、医薬品の苦みを抑えるなど利用する意味を持っています。

医薬品の開発については、この添加物が様々な意味をもって利用されており、開発の上でどうしても必要となるものです。

医薬品のかさをますために利用するのが賦形剤、成分を均一に保つために利用するのが安定剤、水に溶けやすくするのが溶解補助剤、微生物の増殖を抑制するのが保存剤、その他にも水と油を組み合わせて利用する際の乳化剤や、苦みを改善する矯味剤などがあります。

この添加物には定義があり、利用する場合製剤の投与量において薬理作用を示すものではなく、無害でなくてはなりませんし、添加剤については有効成分が持っている治療効果を妨げてはいけないと定義されています。

添加物は薬に利用不可欠なものであるけれど、人の身体に無害で薬として作用することもないことが利用する条件というわけです。
しかし本当に無害なのか?というと、実は添加物による副作用もあるので、理解が必要なのです。

薬剤に必要だけれど副作用を持つこともある

添加物は中毒症状、接触性皮膚炎などの副作用を起こすものがあると知られています。
例えばベンジルアルコールは添加物として駐車の痛みを和らげるために利用されますが、中毒症状を起こすことがあるため、喘ぎ呼吸やアシドーシス、けいれんなどの報告が、注射薬の添付文書に記されています。

こうした薬剤に利用する添加物に副作用があるということは、お薬の説明書にも書かれているので、しっかりを説明書を読み、有効成分そのものの副作用と共に、添加物の副作用として理解しておくことも必要なのです。

先発医薬品とジェネリック医薬品で添加物の違いがある

ジェネリック医薬品は先発医薬品と比較して同じ効果があり、リーズナブルに利用できるお薬として利用している方が多くなっています。
しかしジェネリック医薬品と先発医薬品は利用されている添加物に違いがあるものもあり、先発医薬品では起らなかった副作用がある事が報告されています。

ジェネリック医薬品を利用してこうした副作用が起る可能性も考え、アレルギーなどを持ちの方はアレルギー起こす要因となる添加物が含まれていないかどうか、確認してから利用することが求められます。

先発医薬品でもジェネリック医薬品でも、薬の説明書をよく読み、添加物の副作用についても確認してから利用する方が安全ですし、特にアレルギーをお持ちの方は詳細に調べて利用する方が安全に薬を利用出来ると思います。